「第一三共ではやばいの?年収や評判を知りたいし、激務といううわさも本当なのか確認したい!」
第一三共に転職したいと考える薬剤師の方は、第一三共がやばいのか真相を知りたいですよね。
年収や評判、激務といううわさが本当なのか、気になっている方もいるのではないでしょうか。
- 第一三共ではやばいって本当?
- 年収や評判、激務といううわさって本当かな?
- 第一三共に転職したい場合どうすればいい?
など、いろいろなことが気になるはずです。
そこで、今回は第一三共で薬剤師として転職することはできるのかどうかや、第一三共での待遇面などを解説していきます。
第一三共で実際に働いている人のリアルな評価や転職方法も紹介しますので、第一三共への転職を考えている人はぜひ参考にしてください!
- 第一三共がやばいという噂はあったものの、結論からいえば優良企業
- 今後も主力商品の売り上げの伸びもさらに期待でき、第一三共の将来性は安泰
- 激務もあくまでもただの噂で、実際はかなりホワイトな労働環境
- 年収は高めで福利厚生が充実、ワークライフバランスもよい
- 離職率は低く平均勤続年数も長めであり、研修制度も充実している
- 第一三共に転職したいなら、薬剤師向け転職サイト・エージェントに登録がおすすめ
第一三共とは?企業の概要を解説
第一三共の概要を次の通り解説します。
- 第一三共とは?
- 第一三共の製薬会社全体の中での位置は?
第一三共とは?
第一三共は2005年9月28日に三共と第一製薬とが経営統合して発足した、日本有数の製薬企業です。
第一三共は、日本だけでなく世界各地に医薬品の製造・研究・販売の拠点を持っており、現在でも世界各国で売上を拡大しています。
第一三共の会社概要は以下の通りです。
企業名 | 第一三共株式会社 (英文:DAIICHI SANKYO COMPANY, LIMITED) |
事業内容 | 医薬品の研究開発、製造、販売等 |
住所 | 東京都中央区日本橋本町3丁目5番1号 |
設立日 | 2005年9月28日 |
代表者 | 眞鍋 淳 |
資本金 | 500億円 |
従業員数 | 約16,500人 |
第一三共は、国内大手の製薬企業です。
「革新的医薬品を継続的に創出し、多様な医療ニーズに応える医薬品を提供する」ことをミッションとして掲げており、開発研究費は武田薬品に次ぐ2番手で、今後も多くの有力な新薬を上市する予定です。
第一三共の製薬会社全体の中での位置は?
では、第一三共の国内製薬企業全体ではどんな立ち位置なのでしょうか。
以下は2021年度の国内製薬企業の売上高上位10社のランキングです。
順位 | 企業名 | 売上高 | 前年比 | 営業利益 | 営業利益前年比 |
1位 | 武田薬品工業 | 3兆5,690億円 | 11.6% | 4,608億円 | ▲9.5% |
2位 | 大塚HD | 1兆4,983億円 | 5.3% | 1,545億円 | ▲22.2% |
3位 | アステラス製薬 | 1兆2,962億円 | 3.7% | 1,557億円 | 14.4% |
4位 | 第一三共 | 1兆449億円 | 8.6% | 730億円 | 14.5% |
5位 | 中外製薬 | 9,998億円 | 27% | 4,219億円 | 40.1% |
6位 | エーザイ | 7,562億円 | 17.1% | 538億円 | 4.3% |
7位 | 住友ファーマ | 5,600億円 | 8.5% | 602億円 | ▲15.4% |
8位 | 旭化成(ヘルスケア) | 4,159億円 | 2% | 522億円 | ▲22.9% |
9位 | 田辺三菱製薬 | 3,859億円 | 2.2% | ▲157億円 | – |
10位 | 小野薬品工業 | 3,614億円 | 16.8% | 1,032億円 | 4.9% |
第一三共は、国内製薬企業で売上高は第4位です。
さらに、2022年度は売上が1兆2,785億円と前年比22%上昇という爆発的な好況を呈しています。
今後も主力商品の売り上げの伸びもさらに期待できるため、製薬業界でも力を強めていくのではないでしょうか。
第一三共はやばい?やばいと言われている理由を解説
Googleで第一三共と検索すると、「第一三共 やばい」と表示されます。
多くの人が「第一三共がやばいのではないか」と考えているようですが、実際はどうなのでしょうか。
ここでは、第一三共が本当に危険な状態なのかを解説します。
- 結論からいえば第一三共は優良企業
- やばい理由①不祥事やミスが相次いだ
- やばい理由②リストラや人員整理が行われた
- やばい理由③激務だといううわさがある
- やばい理由④その他
では具体的に第一三共が本当にやばいのか、やばいと言われている理由についてみていきましょう。
結論からいえば第一三共は優良企業
結論から言えば、第一三共は優良企業であり「やばい」ということはありません。
さきほどもご紹介した通り国内製薬企業で売上高は第4位ですし、今後も主力商品の売り上げの伸びもさらに期待できるでしょう。
2022年度の売上は、1兆2,785億円と前年比22%上昇しており、売上の推移を見ても経営的に傾いているということもないのです。
それでもやばいといわれてしまった理由をこのあと解説します。
やばい理由①不祥事やミスが相次いだ
第一三共がやばいといわれる理由のひとつに、不祥事やミスが相次いだということがあげられます。
記憶に新しい不祥事としては、2022年9月、第一三共の研究開発部門の社員が有毒のメタノールを摂取させ妻を殺害したとして逮捕されました。
また、翌10月には第一三共の東京都品川区にある研究施設で、毒物に指定されている「アジ化ナトリウム」の所在が分からなくなっています。
そのため、会社が警視庁などに紛失の届け出を行いました。
このように、従業員による不祥事や、毒薬紛失事件などがあったため、第一三共はやばいと思われたようです。
ただし、業績の悪化など会社の存続そのものが危うくなるようなことではありません。
やばい理由②リストラや人員整理が行われた
過去に、第一三共でも早期退職を行っています。
2014年12月には、当時第一三共で最主力品であったARB「オルメテック」の特許切れを見据えて早期退職を行い、グループ全体で513人が応募するということもありました。
ただし、現在は主力の抗凝固薬「リクシアナ」が堅調で、他の主力商品も伸びてきています。
さらには、2022年度は売上が1兆2,785億円と前年比22%上昇しているのです。
今後も主力製品の上市が見込まれており、現時点では新たなリストラの計画もありません。
安心しても良いのではないでしょうか。
やばい理由③激務だといううわさがある
第一三共は国内でも大手の製薬企業で、扱う医薬品も多岐にわたります。
そのため「働く従業員は激務ではないか」と考えられているようです。
しかしながら、第一三共でブラックな労働環境で問題になったということは聞きません。
あくまでもただの噂で、実際はかなりホワイトな労働環境ではないでしょうか。
やばい理由④その他
その他に、第一三共がやばいといわれる理由は「社員の年収が高すぎる」とか「社長が無能だ」というようなものがあります。
実際はどうなのでしょうか。
第一三共で働く従業員の平均年収は、1126.7万円です。
第一三共だけが高いというわけではありません。
競合他社の平均年収と比較した表が以下になります。
社名 | 平均年収 | 平均年齢 | 平均勤続年数 | 従業員数(単体) | 従業員数(連結) | 売上高(連結) | 決算期 |
第一三共 | 1126.7万円 | 42.9歳 | 18.6年 | 5600人 | 15348人 | 9817.93億円 | 2020年3月期 |
武田薬品工業 | 1091.1万円 | 42.2歳 | 15年 | 5350人 | 47495人 | 32911.88億円 | 2020年3月期 |
アステラス製薬 | 1088.9万円 | 42.9歳 | 17.3年 | 4560人 | 15883人 | 13008.43億円 | 2020年3月期 |
エーザイ | 1037万円 | 44.4歳 | 19.4年 | 2953人 | 10998人 | 6956.21億円 | 2020年3月期 |
中外製薬 | 1017.3万円 | 43.1歳 | 16.8年 | 4848人 | 7394人 | 6861.84億円 | 2019年12月期 |
第一三共の従業員のみが年収をもらいすぎているわけではない、ということがわかるのではないでしょうか。
また、社長が無能という噂に関してですが、代表取締役社長の眞鍋 淳氏は主力商品の成長と新たなパイプラインの確保を目的とした施策を打ち出しています。
そして、営業利益前年比22%など多くの結果も出しているのです。
無能とよばれるような失態は今のところまったくありません。
第一三共の将来性は?
では、第一三共の将来性はどうなのでしょうか。
結論から言えば、安泰だと考えられます。
2014年の「オルメテック」の特許切れでは早期退職者募集に踏み切るなど経営が低調になった時期もありましたが、現在主力商品の抗凝固薬「リクシアナ」が好調です。
リクシアナの特許は2027年に切れてしまいますが、新たな主力製品である抗がん剤「エンハーツ」の売り上げが大幅に伸びており、いま世界各地で使用拡大しています。
エンハーツは2022年度は全世界で1,800億円の売上を計上し、前年比1,270億円アップという爆発的な伸びを見せています。
とくにFDA(アメリカ)、人口の多い中国で使用拡大出来ている点から考えても、このエンハーツ特需は今後も継続していくと考えられるのではないでしょうか。
この結果、第一三共の時価総額は4.9兆円から9.1兆円へ大幅に増加し、製薬企業の時価総額として日本一となりました。
第一三共では、エンハーツと同じADC(抗体薬物複合体)という新しいタイプの抗ガン剤を他にも2つ開発中です。
この2つのADCは、薬としてのポテンシャルはエンハーツを凌ぐといわれています。
2027年に迫っているリクシアナの期限切れ後もエンハーツをはじめとした抗がん剤の売上が期待できるでしょう。
そのため、第一三共の将来性は安泰といえるのではないでしょうか。
転職先としての第一三共は?年収や福利厚生を解説
「第一三共は年収も高いし、かなりいい就職先なのでは。薬剤師として働くことはできるの?」
そう思った人も多いでしょう。
ここからは、第一三共で働く薬剤師の年収や福利厚生など待遇について次のポイントを解説します。
- 第一三共で薬剤師は募集している?
- 第一三共の薬剤師の年収
- 第一三共の福利厚生
- 第一三共の離職率・定着率
- 第一三共のワーク・ライフ・バランス
- 第一三共の研修制度
実際に第一三共で働く人のリアルな口コミや評判についても紹介しますので、第一三共に就職を希望する人は参考にしてください!
第一三共で薬剤師は募集している?
第一三共では、現時点で薬剤師のみを募集しているということはありません。
第一三共の事業所や営業所には生産した医薬品を保管しています。
そのため、その医薬品を管理し、官庁対応などを行う薬剤師が常駐していなければなりません。
第一三共で必ず薬剤師の資格が必要なのは上述した事業所・営業所の管理薬剤師のみですが、現時点で募集はしていません。
では、薬剤師は現時点では第一三共に就職できないのでしょうか。
第一三共は製薬企業ですので、医薬品の開発、製造で薬学系大学出身者や、製薬企業勤務歴のある人を採用しています。
そのため、第一三共に就職、転職したい人は必ずしも薬剤師の資格は必要ありませんが、薬学系の高度な知識を必要とします。
結果的に薬剤師の資格を持っている薬学系大学卒業者が、第一三共に就職しやすいといえるのではないでしょうか。
第一三共の薬剤師の年収
第一三共で働く従業員の平均年収は1126.7万円です。
これは調剤薬局やドラッグストアで薬剤師として勤務するよりもはるかに高年収といえるでしょう。
武田薬品やアステラス、エーザイなどと比べても高めです。
一般企業と比べても、かなり高い年収だといえます。
第一三共の福利厚生
第一三共で働く従業員の福利厚生は以下の通りです。
福利厚生 |
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休日・休暇 |
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各種手当 |
|
このように、第一三共の福利厚生はかなり充実しているといえるのではないでしょうか。
第一三共の離職率・定着率
第一三共の3年後の定着率96.2%です。
平均勤続年数は20.0年なので、第一三共は働きやすい職場といえるでしょう。
第一三共のワーク・ライフ・バランス
第一三共のワークライフバランスについて調べてみました。
- 長時間労働防止の取組み
- 育児休業
- 短時間勤務制度(定時間制・フレックスタイム制選択可)
- 子の看護休暇
- 事業所内保育所「KIDS GARDEN」(日本橋・品川・平塚)
- ベビーシッターサービスの利用支援
- 長時間労働防止の取組み
第一三共では、健康確保および能率低下防止の観点から午前半休の取得や勤務開始時刻の調整等により、終業から始業まで原則として11時間確保する勤務間インターバル制度を2019年度より導入しています。
また、2018年度より裁量労働制適用者を含むすべての社員を対象に基準となる労働時間の上限を設定しており、長時間労働の常態化を防いでいるのです。
- 育児休業
第一三共では、生後1年に達しない子どもを養育している場合に最長で子が2歳に達する前日まで取得することができます。
2022年10月からは、法改正に合わせて、延長前の休業が2回に分割可能となるだけではなく、それに加えて、出生後8週までに2回に分割可能な4週間を上限とする出生後育児休業(産後パパ育休)も取得可能となっているのです。
- 短時間勤務制度(定時間制・フレックスタイム制選択可)
小学校4年生の年度末までの子どもの養育をしている社員は、一日の勤務時間を短縮することができます。
- 子の看護休暇
小学校4年生の年度末までの子どもが病気・ケガをした場合など、15分単位で年間10日間まで取得できます。
- 事業所内保育所「KIDS GARDEN」(日本橋・品川・平塚)
保育所待機児童への支援策として事業所内保育所を設置しています。
- ベビーシッターサービスの利用支援
外部の専門会社と提携し、ベビーシッターサービスの利用料の一部を補助しています。
その他、円滑な休業と復職のための育児支援面談制度や育児支援窓口の設置、復職支援セミナーの実施など、社員の子育てを支援するさまざまな制度を設けているのです。
第一三共では、社を挙げて従業員のワークライフバランスを整えることに注力しているといえるのではないでしょうか。
第一三共の研修制度
第一三共の研修制度はどうなっているのでしょうか。
第一三共では仕事を通じた成長を基本とし、人事異動、評価、研修など人材育成に関わるすべての人事施策を活用し、グループが求める人材を育成しています。
また、自発的にチャレンジし、自律的な行動により自らを高めようとする個人を支援する制度を充実させているのです。
職場単位でのOJT・評価のPDCAサイクルと自己研鑽・各種研修機会を結び付けることにより、社員一人ひとりのキャリア形成の充実を図っています。
若手・中堅社員には階層別研修やミドルキャリア研修を通じて、役割変化に伴う行動変容や自らの成長・キャリア形成に自律的に取り組む姿勢づくりを促進しています。
さらに、経営幹部の候補人材には、社内外の研修や適性を踏まえた異動・配置など新たな挑戦・成長機会を与えます。
その過程で、組織のリーダーに必要となる実践的な知識・経験の獲得が可能となる環境を提供しているのです。
2019年度より手上げ式の「キャリアセミナー」を実施しています。
直近では、社外から講師をお招きし「変化をチャンスに!自分らしいキャリアの歩み方」をテーマにウェビナー形式のセミナーを実施しました。
セミナー中のワークでは、自分が転機を乗り越えるために持っている力、今後を見据えた際に習得したい力を考え、言語化することに取り組んでいます。
それ以外にも海外赴任を目指す従業員向けの外国語習得研修なども行っており、グローバルに成長できる環境を大切にしているのです。
第一三共に勤務している人のリアルな口コミや評判は?
ここからは、実際に第一三共で働く従業員の口コミ、評判を確認し、第一三共に就職すべきかどうかを検討してみましょう!
(引用元:openwork)
第一三共の良い口コミや評判
給与制度: 年収1400万円。年功序列文化がまだ残ってる。課長代理クラスまではほぼ全員が到達するが、その上の幹部職に上がれるかどうかは、直属の上長の評価次第。 ボーナスの割合が多め。 住宅手当は持ち家でも出る。
非常に風通しがよく働き方もよい。多くの新薬を抱えている会社だからこそ包括的な情報提供が可能。しかしながらそちらがネックになる分もあり比較的仕事は多いとも思われる。かつ他社と併売商品も多いため人との関わりも多い。その中でどのように自分の価値を出していくかが重要。 営業のノルマもあるが、ノルマだけの評価ではなく行動面の評価も入る。地域特性もあり売上が悪くてもその地域での取り組みの評価もある。また上司によって評価体制が違う点もあるので上司とのかかわり方が重要な部分もある。
組織で動く古き良き体制。 創薬企業としてのプライド、国内製薬企業をリードする会社であり、社員を大切にする風土がある。 社員が最も成果を出せる環境を企業が準備する風土あり。
働きがい: 自分の時間も作れますし、メーカーとして第一三共の名前を出すと評価していただけるケースもあるのでとても働きやすいですし、社会人として誇りも持てます。愛社精神を持ってる方も多いです。 成長・キャリア開発: 会社で資格の支援制度もありますし、自分が望めばキャリアについても希望を持てます。上司との面談もあるので、希望を出せば通る可能性はあります。しかし、営業職であれば成果は必ず必要になってきます。
働きがい: 実力のある社員が多く、周りに感化され自らも行動する事で、結果的自己成長に繋がっていた。 成長・キャリア開発: 年次毎にキャリア開発プログラムがあり、同期の成長を感じながら自己成長に繋がらるプログラムが整備されている。
売れている品目があり、やりがいは大変高い。 技術の視点でも大変高いものを持っており、さまざまな品目に関われる。
製品知識、周辺知識、各種スキルは他社に負けることはない。
新製品が多い会社であるので、仕事の幅は多くやりがいは大きい。その分の仕事量はあるが、守りではなく常に攻めることができる環境なのが働きがいに繋がる。
国内で営業活動をする上で、ブランド力があるのでどんな人でも一定の仕事ができる体制があると感じます。チームで助け合いながら仕事をする文化もあるので、やりがいを保ちやすく感じます。 一方で、個人でカバーする領域・診療科が広いので仕事の優先順位をつけられない人は苦労すると思います。
ワークライフバランスに関しては、不満はありません。MRは自由な働き方ですし、出社義務もありません。直行直帰の雰囲気があるので、とても働きやすいです。
休みは取れる。休日に講演会で出ることもあるが、代休はもらえる。 休日出勤は割増がきっちりつくので若手はむしろ出たがることも多い。
女性がやりがいをもって働き続けやすい会社であると感じる。現時点では、人数比率的に男性が多いものの、働く上で女性であるためにやりづらいと感じたことはない。男女関係なく、面談等でどのようなキャリアを描いているかということをヒアリングしてもらえたりする。また、どのような業務を任せてもらえるかはその人次第というところであり、そこに性差はない。個人的に、今後は女性の数もより増えるのではないかと感じており、女性にお勧めできる職場である。
女性に対して活躍できる風土は年々高まっている。女性社員の働きやすい環境として、女性の産休育休も非常に取りやすく、その後の復帰に対しても会社としてサポートしており、女性の活躍できる場も充実している。女性管理職も多く在籍しており、社内での風通しの良さも強く実感できました。現代の流れに沿って、女性社員をとても大切にする環境。
社内結婚に関しては配属先等、かなり優遇される気がします。社員を大切にする社風があると思います。
男性からの意見です。 女性に関してはかなり優遇される会社かと思います。 勤務地の希望をはじめ、産休や育休も取りやすい。女性雇用比率を上げるためかもしれませんが、かなりのメリットはあるのではと思います。
研修体制など社員教育へのシステムが構築されている。
現在主力となってるADC製品の売り上げはまだまだ伸びると思われる。 向こう10年はおそらく安泰。
第一線のMRは非常に優秀であり最近は抗がん剤の開発に成功しておりようやく成功しそうなイメージができてきた。
パイプラインが豊富。新製品もひっきりなしに発売する。
第一三共で実際に働く従業員の口コミをいくつか紹介してきました。
年収の高さだけでなく、ワークライフバランスや女性の働きやすさなども評価が高いです。
また社内研修制度、年次キャリア研修制度の活用なども高評価になっています。
ADC製品の堅調な伸びを最大化させた経営戦略や今後のパイプラインが豊富なことも、従業員は心強く思っていることがわかりますね。
第一三共の悪い口コミや評判
製品数が多いため、しっかり意識をしなければプロモーションの抜け漏れが出てくる。本人の意識次第で売り上げ構成が変わってくる事も。
製品数が多い分、勉強は大変です。
武田やアステラスに比べるとグローバル展開は遅れている。新薬の開発力もグローバル企業に比べると弱い。
製薬メーカーとしてありがちではあるが、MRは全国転勤であり、介護など特別な事情がなければ、人気の都会などへの配属希望が叶いにくい印象がある。特に東京は人気も高いため、一層難しい印象がある。地方への配属希望は叶いやすい印象があるため、地方配属希望の方にとっては良い環境かもしれない。将来、自分がどこに住んでいるかが全く分からないため人生設計を立てにくい。ただ、最終の配属地は希望通りになる様子。 転勤を除けば、給与も福利厚生も社員の人柄も素晴らしく、不満は一切ない。
全体的に仕事ができる若手に仕事が集まっているが、給与や昇進は一部を除き年功序列の面が強いため、若手が疲弊しているように感じる。一方で、仕事があまりなくても給与が高い人々も多く、給与面での不公平感は強い。 仕事量ややりがいも上司や配属部署次第の面がかなりある。研究所からそれ以外の部署への異動も頻繁にあり、希望通りの仕事を続けられない可能性も高いため、自分の思い通りのキャリアを築くことが難しい面がある。
優秀な若手社員がやる気の薄いオジサン社員を支えて成り立ってる構造がある。しかしながらオジサン社員の方がはるかに給与が良い。業界として変革を迎えているため、若干の変化はあるにせよ、この組織の空気感はしばらくは変わらない印象。また成果が報酬にダイレクトに反映されないので、若手社員がモチベーションを保つことが難しい。評価の大部分が所属上長からの評価であるため、ほとんどの若手社員は社内評価を上げることに熱心に取り組んでいる印象。数字だけでなく、活動面の評価も考慮に入れていると考えれば悪くないが、数字はそこそこに活動のアピールが上手いものがより評価されるのはいかがなものか。
第一三共で実際に働く従業員が不満に思っている口コミをいくつか紹介してきました。
大手製薬企業で開発力もあるために、扱う商品が多いことがMRにとっては負担になるようです。
また、仕方ないとはいえ全国転勤に不安があるのではないでしょうか。
さらに、内資系がゆえに年功序列の風習が残っており、そのことに不満をためる若手も一定数いるようでした。
第一三共へ転職する際は転職サイト・エージェントを活用!
ここまで、第一三共の特徴を、従業員の口コミを交えて紹介してきました。
第一三共が自分の中で魅力的な企業だと思ったら、ぜひ第一三共への転職にチャレンジしてみましょう。
挑戦するときはぜひ転職サイト、転職エージェントを活用してください!
あなたの労働環境をよりよくしてくれるため、転職エージェントはきっと力になってくれるはずです。
- 一人で転職活動をすることの危険性
- 転職サイト・エージェントを活用する利点
- 転職サイト・エージェントの効果的な活用方法
- おすすめの薬剤師向け転職サイト・エージェント
- 薬剤師向け転職サイト・エージェントを選ぶコツ
一人で転職活動をすることの危険性
一人で転職活動をすることは非常に大変です。
応募書類(つまり自己PRや職務経歴書、志望動機など)を作り始めると、自分と向き合わなくてはなりません。
しかし、日頃行ったことの無い作業ですから、どうしてよいのか分からないのです。
その結果、書籍やサイトの参考例を少し直して自分に合わせたものに形をはめていく作業をしてしまい、採用担当者や面接官の興味を引けない内容の応募書類が出来上がってしまうでしょう。
この「自分と向き合う作業」こそ、転職を成功させるためには、やらなくてはいけない大事なものなのです。
転職サイト・エージェントを活用する利点
自分と向き合うためにも、転職サイト・エージェントの活用をおすすめします。
一般企業の転職でも、転職エージェントを使うのは当然となっていますが、薬剤師の転職でも、薬剤師専門の転職エージェントを使うことをお勧めします。
なぜなら、薬剤師専門の転職エージェントは、豊富な薬剤師転職案件と正確な企業情報を持っているからです。
転職エージェントは転職活動にあたって、こちらの希望に沿って的確なアドバイスをしてくれます。
また、転職エージェントは転職先との面談、交渉なども行ってくれるので、安心して転職活動を進めることができることも利点の一つといえるのではないでしょうか。
あなた専属の転職エージェントが、親身にあなたの相談に乗ってくれますし、エージェントしか知らない内部事情も教えてくれるはずです。
また、エージェントを介して、年収の交渉をすることもできます。
転職エージェントと二人三脚で、しっかりと自分と向き合い第一三共に挑戦してください。
転職サイト・エージェントの効果的な活用方法
転職エージェントに転職活動を支援してもらう際に、自分の希望を伝えることは非常に重要です。
例えば、高年収を優先する場合とワークライフバランスを優先する場合では、転職エージェントが推薦する企業も変わってきます。
また、小さいお子さんがいる場合や介護をしている人などは、全国転勤や地方への転勤は難しい場合もあるでしょう。
このように、転職先を決める場合は、自分の希望をしっかりと転職エージェントに伝え、その上で自分の優先順位をどうするかを事前に決めておく必要があります。
転職先企業の内部の情報は、事前に転職エージェントに確認しておきましょう。
あなたの転職希望先は第一三共ですので、配属される支店・営業所や研究所の人間関係が万が一悪かったりすると、勤務するのはかなりのストレスになってしまいます。
第一三共は異なりますが、離職者が多い企業であれば、何かしら問題がある場合があるといえるでしょう。
転職エージェントは、一定期間以上転職者が転職先に在籍しなければ、転職先から紹介料を受け取ることができません。
そのため、転職エージェントも、問題のある企業に転職者を紹介することはしたくないはずです。
ご自分が検討している転職先の内部情報は、第一三共に限らずしっかりと転職エージェントに確認しましょう。
おすすめの薬剤師向け転職サイト・エージェント
では、おすすめの薬剤師専門転職サイト・エージェントはどれでしょうか。
ここに挙げる上位5つはどれも良い特徴がありますので、簡単に紹介していきます。
- 1位:薬キャリAGENT
- 年収600万円以上のハイクラス求人が多いのが特徴です。先述した大手調剤薬局グループや製薬企業との取引もあり、年収アップしたい薬剤師におすすめです。
- 2位:マイナビ薬剤師
- 求人数が業界最大級です。書類添削や面接対策などのサポートが手厚いのが特徴です。初めての転職やキャリアプランが定まっていない薬剤師におすすめなのではないでしょうか。
- 3位:ファルマスタッフ
- 派遣やパート・アルバイト求人に強く高給求人が豊富です。調剤薬局で働きたいけど、正社員までは考えていない、という人にもおすすめです。
- 4位:ヤクジョブ
- 全体求人の約8割が調剤薬局の求人のため、調剤薬局でいい条件のところを見つけたい方にはおすすめの転職サイトです。
- 5位:リクナビ薬剤師
- 最短3日でスピード転職可能です。大手転職斡旋のリクルートが運営しているサイトのため、求人情報の正確性と企業研究には定評があります。
- すぐに転職したい人におすすめです。
薬剤師向け転職サイト・エージェントを選ぶコツ
薬剤師専門転職サイト・エージェントは紹介した以外にもたくさんあるため、どこがいいのか迷うこともあるでしょう。
自分に合った転職サイト・エージェントを選ぶポイントは、次の通りです。
- 第一三共に転職希望の場合、正社員採用に強い転職サイトやエージェントを選ぶ
- 求人数・非公開求人数が多いところを選ぶ
- 一つに限定せず、複数のエージェントに登録する
- 転職サイト・エージェントの口コミは必ずチェックする
- 転職に不慣れな人は、サポート体制が手厚いサイトやエージェントを選ぶ
まずは、希望する転職先に合ったサイトやエージェントを選びましょう。
第一三共への転職を検討するなら、正社員の採用に強い転職サイト・エージェントを選ぶべきです。
調剤薬局に強い転職サイトやエージェントでは、当然効率が悪くなってしまいますよね。
さらに求人数が多いところを選べば、それだけ第一三共の求人を紹介してもらえる確率も高まります。
非公開求人を多く持っているサイトやエージェントもおすすめですよ。
一箇所に限定せず、複数の転職サイト・エージェントに登録しておくこともコツです。
さらに転職サイトやエージェントを利用した人の口コミは、薬剤師向けサイトやSNSなどで必ずチェックします。
ご自分のキャリアに似た人の話は参考になりますよ。
転職活動に不慣れな方や不安が大きい方は、サポートが手厚いサイトやエージェントを選びましょう。
まとめ
以上、第一三共がやばいのか、さらに同社で働く従業員の待遇について紹介してきました。
第一三共がやばいという噂はどれも主観的なもので、結論から言えば優良企業です。
年収も高い企業ですし、激務というわけでもありませんので、第一三共が気になる薬剤師の方は転職を検討しても良いのではないでしょうか。
第一三共は製薬企業ですので、もちろん薬剤師の活躍する場はあります。
医薬品の研究、開発は薬剤師でなくてもできますが、薬学系の知識は必須ですので薬学系の大学出身者は採用されやすいです。
第一三共でどうしても薬剤師として働きたい場合は、事業所・営業所の管理薬剤師のポストが空いた時に応募しましょう。
またその際は必ず転職サイト・エージェントを利用しましょう。
自分と向き合い、第一三共に挑戦するための必要な準備を二人三脚でエージェントと行っていきましょう!