「あすか製薬はやばいの?やばい理由や年収のほかにリアルな評判を知りたい!」
あすか製薬はやばいと聞くと、転職を考えている薬剤師の方は心配になりますよね。
やばいと言われる理由はもちろん、年収やリアルな評判を知っておきたいでしょう。
- あすか製薬はやばいって本当なの?
- あすか製薬がやばいといわれる理由ってなんだろう?
- あすか製薬の年収やリアルな評判も知りたい
など、あすか製薬についていろいろと知りたいはずです。
この記事では、あすか製薬がやばいといわれる理由やあすか製薬の従業員の年収を紹介します。
また、実際にあすか製薬で働く従業員のリアルな口コミや評判も紹介しますので、あすか製薬への転職を考えている人はぜひ参考にしてみてください!
- あすか製薬は、ジェネリック医薬品のほかに新薬の開発も行う優良企業
- 甲状腺薬は国内シェア9割以上で内科・産婦人科・泌尿器科の薬を重点に開発
- リストラや自主回収が行われたことが理由でやばいと言われたが現在はない
- 離職率が高いという噂があったものの、実際は定着率がよく離職率は低い
- 薬剤師としての年収もよく、福利厚生も充実
- ワークライフバランスがよく、女性も働きやすい製薬会社
あすか製薬とは?企業の概要や将来性の概要を解説
あすか製薬は、「先端の創薬を通じて、人々の健康と明日の医療に貢献する」という経営理念を掲げ、新薬開発を中心に活動している企業です。
ここでは、あすか製薬の企業情報や将来性について解説していきます!
- あすか製薬とは?
- あすか製薬の企業としての将来性は?
あすか製薬とは?
あすか製薬では、ジェネリック医薬品も作っていますが、新薬の開発も行っています。
内科と産婦人科、泌尿器科を重点に開発を続けており、特に甲状腺の薬では国内シェアの9割以上を占めています。
あすか製薬株式会社は、東京都港区芝に本社を構える製薬会社です。
創立は大正9年(1920年)、設立は昭和4年(1929年)と大変歴史のある会社でで2020年には創立100年を迎えました。
本社以外に湘南研究所、いわき工場があるほか、全国各地に営業所があります。
海外の営業所はロンドンオフィスです。
グループ会社として、あすか製薬ホールディングス、動物医薬品などを扱うあすかアニマルヘルス株式会社があります。
あすか製薬の企業としての将来性は?
では、あすか製薬の企業としての将来性はどうでしょうか。
現在、国は医療費削減のために、ジェネリック医薬品の積極的な使用を推奨しています。
厚生労働省も、ジェネリック医薬品のシェアを「平成30年度から平成32年度末までの間のなるべく早い時期に80%以上とする」という方針も打ち出しています。
そのため、今後もジェネリック医薬品の使用推奨は変わらず続くと考えられます。
あすか製薬は、新薬も作ることのできるジェネリック医薬品メーカーです。
高い開発力をもったジェネリックメーカーですので、品質の良いジェネリック医薬品を作ることができます。
ここのところ不祥事が多いジェネリック医薬品メーカーですが、あすか製薬ではそのようなことはないはずです。
また、あすか製薬は産婦人科製品を中心に据え、女性疾患について幅広い範囲で貢献できるラインナップを持っていることも強みといえるのではないでしょうか。
以上の事から、あすか製薬の経営は今後も安定的に推移していくといえるでしょう。
あすか製薬はやばい?やばいと言われている理由を解説
ここからは、あすか製薬がやばいといわれている理由を解説し、その噂の真偽について考察していきます!
- 結論から言えばあすか製薬は中堅の優良企業
- やばい理由①リストラが行われた過去がある
- やばい理由②薬を自主回収したことがある
- やばい理由③離職率が若干高いと言われている
- やばい理由④その他
結論から言えばあすか製薬は中堅の優良企業
結論からいえば、あすか製薬は優良企業です。
売上の推移を見ても、経営的に傾いているということもありませんし、労働環境がブラックというわけでもありません。
では、なぜあすか製薬はやばいと思われているのでしょうか。
やばい理由①リストラが行われた過去がある
あすか製薬は、過去2010年と2016年に早期希望退職者の募集を行っています。
もともと、あすか製薬は2005年に旧帝国臓器製薬と旧グレラン製薬が合併しできた会社です。
当然この2社で販売網や事業所などの重複があったため、収益構造の改善を急いだ結果、早期退職者の募集を行ったと考えられています。
現在は、経営も安定化しており、早期希望退職者の募集を行う予定はありませんので、問題ないのではないでしょうか。
やばい理由②薬を自主回収したことがある
2018年7月、あすか製薬では、自社で製造していた高血圧治療薬『バルサルタン錠「AA」』の原薬に発がん性物質が混入していることが発覚し、速やかに自主回収に踏み切りました。
製造工程で発がん性物質が混入していたわけではなく、減薬にごく微量含まれていたのです。
これ以降、あすか製薬では、製造工程でなく調達する原薬にもこだわるようになりました。
他の業者に製造を委託していた商品の自主回収はありましたが、あすか製薬の自社工場で製造した医薬品に関しては、現在でも問題なく製造されています。
やばい理由③離職率が若干高いと言われている
あすか製薬は離職率が若干高いといわれているのは、本当でしょうか。
残念ながら、あすか製薬は離職率は公表されていませんが、社内の居心地の良さを示す指標となる平均勤続年数は公表されています。
あすか製薬の平均勤続年数は20.0年です。
これは、同業他社の沢井製薬の14.7年を凌ぐ数字で、いかにあすか製薬の離職率が低いかを表しているといえるでしょう。
やばい理由④その他
あすか製薬がやばい理由としては、その他に「パワハラ・セクハラが横行している」「宗教が絡んでいる」などの噂があげられます。
あすか製薬内でパワハラやセクハラが横行しているという噂は、口コミ等では確認できませんでした。
宗教のうわさについても同じく口コミ等では確認できませんので、個人の主観の問題かもしれません。
また、あすか製薬は公式HP上でコンプライアンスについて以下のように宣言しています。
当社グループは、職場における不当な差別・嫌がらせ、セクシュアル・ハラスメントやパワー・ハラスメントに関する従業員の声をコンプライアンスの実践に反映させる体制として、内部通報窓口「あすか製薬ホールディングスコンプライアンス相談窓口」を整備するとともに、当社グループの役員が関与するコンプライアンス関連事案を相談・通報できる窓口として、あすか製薬ホールディングスの常勤監査役による窓口(監査役窓口)を設置しています。
通報は、匿名でも受け付けており、いずれの事案にも適切に対処しています。公益通報者保護法の趣旨に則り、通報者の保護はもとより、コンプライアンス関連事案の収集・調査・是正措置が適時適切に行われるよう運用しています。
当社では、職場における不当な差別・嫌がらせ、セクシュアル・ハラスメントやパワー・ハラスメントが、快適な職場環境で働く権利を侵害し、きわめて卑劣な行為であるという意味において、人権侵害に関わる重要な問題であると考えています。
当社は、こうしたハラスメントを防止し、排除するため雇用管理上必要な配慮や社員教育を実施しています。特に、管理職に対しては、ハラスメントに関する研修において、ガイドブックを利用し、より具体的な事例を学ぶことを通して、正しい知識を身につけ、ハラスメント防止の意識を高めることを徹底しています。
このように、あすか製薬では労働におけるあらゆる差別、ハラスメントを禁止していることがわかります。
転職先としてのあすか製薬は?リアルな口コミや評判も紹介
「あすか製薬は業績も好調だし、やばいという噂も事実じゃなさそう。かなりいい就職先なのでは。」
そう思った人も多いでしょう。
ここからは、あすか製薬で働く従業員の年収や福利厚生など待遇について解説します。
実際にあすか製薬で働く人のリアルな口コミや評判、あすか製薬の離職率・定着率についても紹介しますので、あすか製薬に就職を希望する人は参考にしてください!
- あすか製薬に薬剤師の募集はある?
- あすか製薬の薬剤師の年収や福利厚生の概要
- あすか製薬の離職率・定着率
- あすか製薬の忙しさ
- あすか製薬で働く人のリアルな口コミと評判
あすか製薬に薬剤師の募集はある?
あすか製薬では、現時点で薬剤師のみを募集しているということはありません。
過去に事業所・営業所の管理薬剤師を募集していましたが、現在は人員が確保できているので募集は停止しているようです。
採用サイトによれば、キャリア採用は薬事職や経理、社内SEの募集になっていました。
あすか製薬の事業所や営業所には生産した医薬品を保管しています。
そのため、その医薬品を管理し、官庁対応などを行う薬剤師が常駐していなければなりません。
あすか製薬で必ず薬剤師の資格が必要なのは上述した事業所・営業所の管理薬剤師のみです。
では、薬剤師は現時点ではあすか製薬に就職できないのでしょうか。
あすか製薬は製薬メーカーですので、医薬品の開発、製造で薬学系大学出身者や、製薬メーカー勤務歴のある人を採用しています。
そのため、あすか製薬に就職、転職したい人は必ずしも薬剤師の資格は必要ありませんが、薬学系の高度な知識を必要とします。
結果的に薬剤師の資格を持っている薬学系大学卒業者が、あすか製薬に就職、転職しやすいといえるのではないでしょうか。
事業所・営業所の管理薬剤師のポスト募集がある可能性もあるので定期的にチェックしてみてください。
現在募集中の薬事職も薬剤師の資格や経験が活かせるでしょう。
あすか製薬の薬剤師の年収や福利厚生の概要
あすか製薬で働く従業員の平均年収は、760万円前後です。
平均年収が800万円を超える先発品メーカーと比べれば低い収入ですが、調剤薬局やドラッグストアで働く一般的な薬剤師よりも高収入といえるでしょう。
あすか製薬で働く従業員の福利厚生は以下の通りです。
- 社会保険完備(健康保険、厚生年金、雇用保険、労働災害補償保険(労災))
- 通勤費(全額支給)、住宅支援金(若年者向け付加金)、超過労働手当、宿泊出張手当、裁量労働手当
- 退職金制度
- 確定拠出年金、
- 財形制度
- 共済会
- 持株会
- 提携保養所・提携スポーツ施設
- 各種厚生行事
- サークル活動など
- 育児介護休業
- 完全週休2日制(土日)、祝祭日
- 年間休日:126日
- 有給休暇:10日~20日
- 休暇制度:夏季休暇、年末年始休暇、慶弔休暇、産前・産後休暇、育児休暇、介護休暇、リフレッシュ休暇など
完全週休二日制でありあすか製薬の福利厚生は、かなり充実しているといえるのではないでしょうか。
あすか製薬の離職率・定着率
あすか製薬では離職率を公表していません。
リクナビによれば、過去3年の新卒離職率は0%で、3年後社員定着率は90%を超えています。
平均勤続年数も20年と長いですし、業界的にも働きやすい会社であると考えられるのではないでしょうか。
あすか製薬の忙しさ
リクナビによれば、あすか製薬の平均月残業時間は20時間以内です。
完全週休二日制ですので、それほど激務という環境ではないことがわかります。
フレックスタイム制を導入しているため、働きやすさを実感している人も多いようです。
あすか製薬で働く人のリアルな口コミと評判
では、実際にあすか製薬で働く従業員の口コミ、評判を確認し、あすか製薬に就職、転職すべきかどうかを検討してみましょう。
(引用元:openwork)
年収事例:新卒入社5年目で年収500万くらい、40代課長級で年収800万くらい 給与制度の特徴:主任級、係長級、課長級(それぞれ社内での呼び名は違うが)など、ゾーン別の給与制度だったため、昇格しないと給与は頭打ちになるシステムだった。
プライベートとのバランスは調整しやすい会社だと思います。色々な環境下にある従業員に対して、それぞれの能力が発揮できるように、 そのような働き方がベストであるのかを検討しています。
基本的にホワイトな企業なので、休みはしっかりととれた。以前は休みの日に接待やゴルフコンペが多く入っていたが、業界全体として接待そのものがほぼなくなっているので。現在は仕事とプライベートはしっかり分けられるのでは。
女性はやりがいをもって働ける会社です。専門領域が産婦人科であり、女性の患者様の全てのライフステージで価値のあるくすりを提供することを目指しています。女性授従業員にも、男女の隔たり無く、機会を与え、キャリアプランも考えて活躍するサポートがされると思います。実際に生き生きと働いている女性従業員も多いです。
産婦人科に特化した会社だけあり、産休育休からの復職率100%。 とても働きやすいと思う。
入社後の初期から、業務を担当させてもらえるような気がします。また、各自の専門性の強化に力を注いでおり、裁量もあるので、本人のやる気次第で、色々なことを吸収でき、キャリアアップに繋げられるように感じます。本人がどうなりたいかなどのキャリアプランをしっかりと考え、上司と相談することにより、キャリア開発の道は開けていくと思います。また、従業員のキャリアプラン開発については、会社側も昔に比べて積極的に支援するような取り組みも増えてきました。製薬会社は激動する厳しい環境の中にはあると思いますが、創造的な業務があ多く、働きがいは十分にあるように感じます。
配属された支店ではメンターの方に色々ときめ細かく指導頂いた。また、上長には定期的に同行教育をして頂き、医師や薬剤師などとの面談後に今後の改善点などをフィードバック頂いた。医局単位や地区単位でプロモーションを行うときは学術の担当者とも連携していくことも経験できた。
あすか製薬では、年収は昇格することで上げ幅が大きくなるようです。
また、ワークライブバランスは充実していることがうかがえますし、婦人科領域の薬が強いこともあってか、女性にとっても働きやすい職場であることがわかります。
従業員にやりがいを持たせる職場作りを意識しているようで、社内の教育環境も整っているようです。
この口コミをみても、あすか製薬は「いい意味でやばい会社」といえるのではないでしょうか。
まとめ
以上、あすか製薬はやばいといううわさは本当なのか検証しました。
実際は優良企業であり働く福利厚生も充実した会社です。
さらに従業員の待遇について紹介してきました。
あすか製薬は製薬企業ですので、もちろん薬剤師の活躍する場はあります。
医薬品の研究、開発は薬剤師でなくてもできますが、薬学系の知識は必須ですので薬学系の大学出身者は採用されやすいです。
あすか製薬で薬剤師として働きたい場合は事業所・営業所の管理薬剤師のポストが空いた時に応募しましょう!
あすか製薬がやばいという噂はどれも主観的なもので、結論から言えば優良企業です。
年収も高い企業ですし、激務というわけでもありませんので、あすか製薬が気になる薬剤師の方は転職を検討しても良いのではないでしょうか。